こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
レクサスLMは、後席の快適性を極限まで追求したレクサスのフラッグシップMPVです。
MPVとは、「Multi-Purpose Vehicle(マルチ・パーパス・ビークル)」 の略で、日本語ではざっくり 「多目的乗用車」 という意味です。
送迎車としてはもちろん、家族での移動やビジネスユースまで、幅広いシーンで選ばれています。しかし「価格が高そう」「グレードの違いがわかりにくい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、レクサスLMの基本情報からグレード別の価格・装備の違い、走行性能、安全装備を解説します。
購入を検討している方が知っておきたいポイントを一つずつ整理していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
\こちらの記事は、動画でも解説しています!/
レクサスLMとは?(基本情報・コンセプト)

レクサスLMは、レクサスのラインアップの中でも最上級に位置づけられるフラッグシップMPVです。
車名の「LM」は「ラグジュアリームーバー」に由来しており、移動そのものを上質な体験へと変えることをコンセプトにしています。
2020年に初代モデルが登場し、2023年に国内で正式導入されました。
現行モデルの型式はTAWH15W系で、4人乗りの「EXECUTIVE(エグゼクティブ)」と6人乗りの「version L(バージョン エル)」の2種類が用意されています。
レクサスLM グレード別価格一覧
まずは気になる価格から見ていきましょう。
2026年4月の一部改良後の価格は以下の通りです。
グレード一覧(表)
| グレード | 乗車定員 | 駆動方式 | 排気量 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| LM500h EXECUTIVE | 4人乗り | AWD(4WD) | 2.4L(2,393cc) | 20,300,000円〜 |
| LM500h version L | 6人乗り | AWD(4WD) | 2.4L(2,393cc) | 15,200,000円〜 |
いずれのグレードもAWD(4輪駆動)のみの設定です。
EXECUTIVEは、独立2座によってプライベート感を高めた仕様です。
一方、version Lは3列シートを採用し、多人数での乗車に対応しており、両グレードの価格差は約500万円です。
グレード名に、LM”500h”とありますが、排気量は2.4L(2,393cc)です。
「500h」は排気量を表しているわけではなく、500=パワートレーンの性能クラスを示す名称、h=ハイブリッド車(Hybrid)という意味です。
なお、LM500hには2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステムが搭載されています。
サイズ一覧
車体サイズは両グレードで共通しており、全長5,125mm、全幅1,890mm、全高1,955mm、ホイールベース3,000mmです。堂々とした車体とゆとりのあるホイールベースにより、広い後席空間を確保しています。

| 項目 | LM500h EXECUTIVE | LM500h version L |
|---|---|---|
| 定員 | 4人乗り | 6人乗り |
| 全長 | 5,125mm | 5,125mm |
| 全幅 | 1,890mm | 1,890mm |
| 全高 | 1,955mm | 1,955mm |
| ホイールベース | 3,000mm | 3,000mm |
| トレッド(前/後) | 1,615mm/1,620mm | 1,615mm/1,620mm |
| 室内長 | 2,735mm | 2,965mm |
| 室内幅 | 1,590mm | 1,655mm |
| 室内高 | 1,365mm | 1,365mm |
| 車両重量 | 2,460kg | 2,440kg |
室内空間は、グレードによって特徴が異なります。
EXECUTIVE(4人乗り)は、独立2座の大型シートによる開放的な空間が特徴です。

version L(6人乗り)は、3列シートを備えながらも、各座席にパーソナル感を持たせた設計となっています。
乗車人数や用途に応じて選べる点が魅力です。
グレード別 装備・仕様の違いを比較

EXECUTIVEとversion Lでは、後席まわりの装備に大きな違いがあります。
主な違いを表で整理しました。
| 項目 | EXECUTIVE(4人乗り) | version L(6人乗り) |
|---|---|---|
| パーティション | 電動昇降ガラス/調光機能付を装備 | なし |
| 後席ディスプレイ | 48インチ大型ワイドディスプレイ | 電動開閉式14インチディスプレイ |
| 後席シート | 4Wayパワーシート(独立2座) | セカンドシート6Wayパワーシート+サードシート |
| エアコン | 4席独立温度調整オートエアコン | 前後左右席独立温度調整オートエアコン |
| 車両重量 | 2,460kg | 2,440kg |
| WLTCモード燃費 | 13.3km/L | 13.8km/L |
このように、EXECUTIVEは完全個室のようなプライベート空間を、version Lは多人数乗車と快適性の両立を重視した仕様になっています。
各グレードを徹底解説(特徴・おすすめの人)
LM500h EXECUTIVE(4人乗り)
EXECUTIVEは、独立した2座の後席とパーティションを備え、前席空間としっかり仕切られた個室感を実現しています。



48インチの大型ワイドディスプレイやリヤクライメイトコンシェルジュ、冷蔵庫まで装備されており、まさに「動く応接室」と呼べる仕上がりです。


VIP送迎や役員車としての利用、あるいは移動時間そのものを特別なひとときにしたい方におすすめのグレードです。
LM500h version L(6人乗り)

version Lは3列シートを採用し、最大6名での移動に対応します。
セカンドシートには6Wayパワーシートやウォークイン機構を採用し、サードシートへのアクセスもスムーズです。
EXECUTIVEに比べて価格を抑えながらも、上質な本革シートや独立温度調整エアコンなど快適装備は充実しています。
家族での利用や多人数での移動が多く、コストと快適性のバランスを重視したい方に適したグレードです。
パワートレインと走行性能

2.4Lターボ+ハイブリッドの仕組み
LMには、高トルクな2.4L直列4気筒ターボエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたLM500hが搭載されています。
フロントモーターに加え、リヤには高出力モーターeAxleを備え、四輪の駆動力を緻密に制御するAWDシステム「DIRECT4」を採用しています。
アクセル操作への高いレスポンスと、安定したコーナリング性能を両立している点が特徴です。
具体的な数値を見ると、エンジンの最高出力は202kW(275PS)/6,000rpm、最大トルクは460N・m/2,000〜3,000rpmです。
フロントモーターは64kW(87PS)、リヤモーターは76kW(103PS)で、前後で異なる出力特性を持たせています。
発進から低速域ではモーターのトルクで力強く走り、巡航域ではエンジンを加えて効率よく走るという役割分担が、DIRECT4のきめ細かな駆動力制御を支えています。
燃費や維持費の目安

WLTCモード燃費は、EXECUTIVE(4人乗り)が13.3km/L、version L(6人乗り)が13.8km/Lです。
市街地モードではやや燃費が落ちるものの、郊外・高速道路モードでは14km/L台を記録しており、車格を考えると優れた環境性能といえます。
4WDによる乗り心地・走行安定性へのこだわり

LMはGA-Kプラットフォームをベースに、高剛性化と軽量化を両立したボディを採用しています。
さらに「周波数感応バルブ付AVS」をレクサスとして初採用し、路面状況に応じて瞬時に減衰力を切り替えることで、速度を問わず上質な乗り心地を実現しています。


後席の快適性を高める「Rear Comfortモード」もレクサス初採用の機能です。
ボディカラー一覧
LMのボディカラーは、上質さと落ち着きを兼ね備えた4色が用意されています。
- ソニッククォーツ
- ソニックチタニウム
- グラファイトブラックガラスフレーク
- ソニックアゲート
内装カラーは、明るく開放的な「ソリスホワイト」と、重厚感のある「ブラック」の2色から選択可能です。
安全装備・運転支援(Lexus Teammate)
Lexus Safety System+(予防安全の基本装備)

LMには、歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼夜)、自動二輪車(昼)を検知できるプリクラッシュセーフティなど、「Lexus Safety System+」の機能を搭載しています。
さらに、停車中の後突に対応するセカンダリーコリジョンブレーキや、前後方対応のドライブレコーダーも標準装備です。
Lexus Teammate Advanced Drive/Advanced Park(標準装備の運転支援機能)
さらに、渋滞時の運転を支援する「Lexus Teammate Advanced Drive」と、リモート機能付きの「Advanced Park」も用意されています。
周囲の静止物を検知するパーキングサポートブレーキと合わせて、日常の運転から駐車時まで幅広くサポートしてくれる点も安心材料の一つです。
納期・購入の流れ

見積りシミュレーション・試乗予約の流れ
購入を検討する際は、レクサス公式サイトの見積りシミュレーションを利用すると、グレードやボディカラー、オプションを選びながら概算価格を確認できます。
実際の乗り心地や後席空間を体感するためにも、販売店での試乗予約をあわせて行うのがおすすめです。
納期の目安(工場出荷目途情報の確認方法)
LMは人気の高いモデルということもあり、納期が長くなる傾向があります。
最新の工場出荷目途については、レクサス公式サイトの「工場出荷目途のご案内」ページで随時更新されていますので、購入を検討する際は事前に確認しておくと安心です。
口コミ・評判

良かったという声(後席の快適さ・静粛性など)
購入者からは、後席の快適性や静粛性の高さを評価する声が多く見られます。
パーティションによるプライバシー確保や、リラクゼーション機能付きシートの座り心地に満足しているという意見も目立ちます。
気になるという声(デザイン評価が分かれる点など)
一方で、フロントグリルを中心とした個性的なデザインについては、好みが分かれるという声もあります。
存在感のあるスタイリングを魅力と捉えるか、やや主張が強いと感じるかは、実車を確認したうえで判断するのがよいでしょう。
おすすめグレードはどれ?タイプ別診断
送迎・法人利用で最上級のおもてなしを求める方→「EXECUTIVE」
役員送迎や賓客の送迎など、後席の乗員に最上級のプライベート空間を提供したい場合は、独立2座とパーティションを備えたEXECUTIVEが適しています。
家族・多人数でも上質な移動を楽しみたい方→「version L」
家族での旅行や多人数での移動が多く、価格も考慮しながら快適性を確保したい場合は、3列シートのversion Lがバランスの取れた選択肢となります。
よくある質問(FAQ)
Q. レクサスで購入する際、値引きはありますか?
レクサスでは、車両本体価格からの大幅な値引きはほとんどないという評判が定着しています。
実際には、車両本体価格ではなく、下取り価格やディーラーオプション代金を調整することで、実質的に数万円から十数万円程度の値引きになるケースもあるとされています。
詳しい条件は販売店に相談することをおすすめします。
Q. 残価設定ローンやリースは使えますか?
LMには、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」も利用できます。
version L(6人乗り)の場合は、月額368,500円(税込み)からのプランが案内されています。税金やメンテナンス費用などの諸経費が料金に含まれる点が特徴です。
Q. 下取り・買取相場の傾向はありますか?
LMはフラッグシップMPVとして人気が高く、走行距離が少なく状態の良い車両や、定番のボディカラーは査定で評価されやすい傾向にあります。
正確な相場は市場状況によって変動するため、複数の買取業者に見積りを依頼して比較することをおすすめします。
まとめ
レクサスLMは、EXECUTIVE(4人乗り)とversion L(6人乗り)という性格の異なる2つのグレードを用意することで、送迎用途から家族利用まで幅広いニーズに応えるフラッグシップMPVです。
価格差は大きいものの、それぞれに明確な個性があるため、利用シーンや優先したいポイントを整理したうえで選ぶことが失敗しない購入につながります。
まずは見積りシミュレーションや試乗予約を活用し、実車の質感や後席空間を体感してみてはいかがでしょうか。




