こんにちは!アイカーマガジン編集部です!
6代目ステップワゴンは、2022年5月に発売されたモデルです。現在はAIR、AIR EX、SPADA、SPADA PREMIUM LINEを中心に、装備やデザインの異なるグレードが用意されています。
本記事では、6代目ステップワゴンのグレードごとの装備や価格、ガソリン車とeの違い、中古車で選ぶときのポイントをご紹介します。


ステップワゴン(6代目)のグレード構成

基本4グレードと特別仕様車
6代目ステップワゴンは、2022年5月に発売されたモデルです。
2026年9月時点の基本グレードは、AIR、AIR EX、SPADA、SPADA PREMIUM LINEの4つです。


AIRは水平基調のシンプルな外観を持つ標準グレードで、AIR EXはAIRに快適装備を加えたグレードです。
SPADAは専用のフロントグリルとバンパーで力強さを出したグレードで、SPADA PREMIUM LINEはSPADAに上級装備を加えた最上級グレードという位置づけになっています。
このほかに、次のタイプも用意されています。
- SPADA PREMIUM LINEの加飾を黒でまとめたBLACK EDITION
- 2025年12月に発売された30周年特別仕様車
BLACK EDITIONの詳しい違いは、以下の記事で紹介しています。
本記事では、基本4グレードを中心に説明します。
パワートレーンと駆動方式の組み合わせ

パワートレーンは、1.5Lターボのガソリンエンジンと、2.0Lエンジンで発電して184PSのモーターで走行するeの2種類です。ガソリンエンジンの最高出力は150PSです。
- ガソリン車は、AIR EX、SPADA、SPADA PREMIUM LINEにFF(2WD)と4WDがあり、AIRはFFのみ
- eはAIR EX、SPADA、SPADA PREMIUM LINEに設定され、駆動方式はFFのみで4WDはありません
- 乗車定員は、全タイプで7人が基本です
メーカーオプションの2列目6:4分割ベンチシートを選ぶと、8人乗りとなり、次のグレードに設定されています。
- ガソリン車:4WDのAIR EX、SPADA
- e:AIR EX、SPADA
AIRとSPADA PREMIUM LINEには設定がありません。
2025年の追加グレードと30周年特別仕様車

ホンダは2025年5月15日に、AIRをベースに装備を充実させたAIR EXと、e SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITIONの2つを追加しました。発売は5月16日です。
同時に、全タイプのHonda SENSINGに後退出庫サポートと急アクセル抑制機能が加わっています。
2025年12月18日には、初代の誕生から30年を記念した30周年特別仕様車が発表され、12月19日に発売されました。
ベースはe AIR EXとe SPADAで、主に次の装備が追加されています。
- 2列目シートヒーター
- マルチビューカメラシステム
- アダプティブドライビングビーム
- 初代のロゴを使った専用エンブレム
- 初代のロゴを使ったブランドタグ
グレード別の新車価格
現行タイプの車両本体価格は次のとおりです。
| グレード | ガソリン FF | ガソリン 4WD | e(FF) |
|---|---|---|---|
| AIR | 334万8,400円 | — | — |
| AIR EX | 354万3,100円 | 376万3,100円 | 393万8,000円 |
| SPADA | 360万3,600円 | 382万3,600円 | 399万8,500円 |
| SPADA PREMIUM LINE | 387万3,100円 | 406万3,400円 | 426万8,000円 |
| e AIR EX 30周年特別仕様車 | — | — | 409万8,600円 |
| e SPADA 30周年特別仕様車 | — | — | 415万9,100円 |
| e SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION | — | — | 440万6,600円 |
ガソリンFFで比較すると、AIRからAIR EXへの差額は19万4,700円、AIR EXからSPADAへの差額は6万500円、SPADAからSPADA PREMIUM LINEへの差額は26万9,500円です。
AIR EXとSPADAは装備がほぼ共通のため、価格差も小さくなっています。
同じグレードでガソリン車とeを比べると、AIR EXとSPADAはいずれもeのほうが39万4,900円高くなります。
4WDは、AIR EXとSPADAではFFより22万円高く、SPADA PREMIUM LINEでは19万300円高くなります。
30周年特別仕様車はベース車のeより16万600円、BLACK EDITIONはe SPADA PREMIUM LINEより13万8,600円高い価格です。
グレードごとの装備の違い
AIR
AIRは、標準装備を中心にしたグレードです。
主な標準装備は次のとおりです。
- Honda SENSING
- フルLEDヘッドライト
- 両側パワースライドドア
- Honda CONNECT for Gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージ
- 2列目キャプテンシート
- 16インチアルミホイール
一方で、トリプルゾーンコントロールのフルオートエアコン、パワーテールゲート、シートヒーター、2列目オットマンは付きません。
USBチャージャーは1列目のみで、マルチビューカメラシステムはメーカーオプションです。
シート表皮はファブリックで、外観はAIR専用のデザインになります。
AIR EX

AIR EXは、AIRの外観のままで快適装備を加えたグレードです。
AIRから追加される主な装備は次のとおりです。
- メモリー機能付きパワーテールゲート
- 2列目オットマン
- 運転席・助手席シートヒーター
- トリプルゾーンコントロールのフルオートエアコン
- 2列目・3列目USBチャージャー
- 本革巻ステアリング
ガソリン車には4WDの設定があり、4WD車ではメーカーオプションで8人乗りの2列目ベンチシートを選べます。
ホイールはAIRと同じ16インチアルミで、AIRとの見た目の違いはほとんどありません。
SPADA

SPADAは、AIR EXの装備を備え、外観をSPADA専用にしたグレードです。
外観では、次の専用装備が採用されています。
- 専用フロントグリル
- 専用バンパー
- メッキ加飾
- 16インチアルミホイール(ダーク切削クリア)
全長はAIR系より30mm長い4,830mmで、シート表皮はファブリックとプライムスムース(合成皮革)の組み合わせです。
パワーテールゲートやオットマン、前席シートヒーターなどの快適装備は、AIR EXと共通です。ガソリン車の4WDとeがある点も同じです。
AIR EXとの価格差は6万500円で、この差は主に外観と内装の加飾の違いになります。
SPADA PREMIUM LINE

SPADA PREMIUM LINEは、SPADAに上級装備を加えた最上級グレードです。
SPADAから追加される主な装備は次のとおりです。
- マルチビューカメラシステム
- 2列目シートヒーター
- オートレベリング機能付きLEDヘッドライト
- アダプティブドライビングビーム
- 専用デザインの17インチアルミホイール(FF車)
アダプティブドライビングビームは、対向車を避けて照らす機能となり、ガソリン車のCVTにはパドルシフトが付きます。
4WD車のホイールは16インチで、全高は1,855mmとFF車より10mm高くなります。
BLACK EDITIONは、このPREMIUM LINEのグリルとドアガーニッシュをブラッククロームにし、17インチアルミをブラック塗装、内装加飾をピアノブラックにしたタイプです。
機能面の装備は同じです。
| 装備 | AIR | AIR EX | SPADA | |
|---|---|---|---|---|
| パワーテールゲート | — | 標準 | 標準 | 標準 |
| 2列目オットマン | — | 標準 | 標準 | 標準 |
| シートヒーター | — | 前席 | 前席 | 前席+2列目 |
| トリプルゾーン フルオートエアコン | — | 標準 | 標準 | 標準 |
| USBチャージャー | 1列目 | 1〜3列目 | 1〜3列目 | 1〜3列目 |
| マルチビューカメラシステム | メーカーオプション | メーカーオプション | メーカーオプション | 標準 |
| アダプティブドライビングビーム | — | — | — | 標準 |
| ホイール | 16インチ | 16インチ | 16インチ(ダーク切削) | 17インチ(4WDは16インチ) |
| 外観 | AIR専用 | AIR専用 | SPADA専用 | SPADA専用+PREMIUM LINE加飾 |
| 4WD | — | ガソリンのみ | ガソリンのみ | ガソリンのみ |
ガソリンとeの違い
同じグレードでも、ガソリン車とeでは、燃費や車両重量、選べる駆動方式が異なります。
| 仕様 | 駆動 | WLTCモード燃費 | 車両重量 |
|---|---|---|---|
| ガソリン AIR | FF | 13.2km/L | 1,710kg |
| ガソリン AIR EX | FF/4WD | 13.1/12.2km/L | 1,730/1,800kg |
| ガソリン SPADA PREMIUM LINE | FF/4WD | 12.5/12.1km/L | 1,740/1,810kg |
| e AIR EX | FF | 19.8km/L | 1,830kg |
| e SPADA | FF | 19.6km/L | 1,840kg |
| e SPADA PREMIUM LINE | FF | 19.5km/L | 1,840kg |
表の内容を整理すると、主な違いは次のとおりです。
- e AIR EXの燃費は19.8km/L
- ガソリン AIR EX(FF)の燃費は13.1km/L
- e AIR EXはガソリン AIR EX(FF)より6.7km/L高い
- eの車両重量はガソリン車より100kg前後重い
- eには4WDの設定がない
e AIR EXは、ガソリンのAIR EXより100kg重い設定です。
ガソリン車は1.5Lターボで150PS、eはモーターで184PSを発生し、エンジンは主に発電に使われます。
eにはFFしかないため、4WDが必要な場合はガソリン車から選ぶことになります。
中古車で選ぶときに確認したいポイント

中古相場と流通の傾向
グーネットの相場情報(2026年9月30日時点)では、6代目ステップワゴンの中古車は次のような状況です。
- 掲載台数:2,563台
- 価格帯:300万円台〜440万円台に集中
- 走行距離1,000km未満:802台
登録済み未使用車や試乗車上がりの流通が多い車種です。
買取査定サイトMOTAが2026年9月に公開した集計(2025年9月から2026年8月までの査定実績)では、リセール率(査定額÷新車価格)は次のとおりでした。
- ガソリン SPADA:113.7%
- e SPADA:88.3%
- ガソリン SPADA PREMIUM LINE:111.4%
- e:グレードによらず86.8〜90.8%
ガソリンのSPADAはeと比較すると約25ポイント高く、新車価格を上回る査定が出ている状況です。
北海道で確認したい4WDと寒冷地装備
アイカーでも、基本的に4WDを条件に探すお客様が多い傾向にあり、ステップワゴンの4WDは、ガソリン車の次の3グレードに限られます。
- AIR EX
- SPADA
- SPADA PREMIUM LINE
eとAIRには4WDの設定がありません。
なお、4WD車は最低地上高が150mmで、FF車の145mmより5mm高く、全高は1,855mmになります。
札幌で4WDが必要かどうかの考え方は「【札幌】ミニバンに4WDは必要?雪道での違いと選び方をミニバン専門店が解説!」で解説しています。
ホンダは寒冷地仕様という区分を設けておらず、全車が寒冷地での使用を想定した仕様です。
メーカーごとの寒冷地仕様の考え方や見分け方は「寒冷地仕様とは?見分け方と北海道で必要かどうかを解説!」で紹介しています。
シートヒーターの設定は、グレードによって異なります。
- AIR:設定なし
- AIR EX:前席
- SPADA:前席
- SPADA PREMIUM LINE:前席+2列目
- 30周年特別仕様車:前席+2列目
中古車を選ぶ際は、グレードごとにシートヒーターの有無を確認できます。
グレードの見分け方
外観では、フロントグリルとバンパーの形状が目印になります。
大まかには、次のように見分けられます。
- SPADA系:SPADA専用のグリルとメッキ加飾
- AIR系:水平基調のシンプルなフロント


- AIRとAIR EXは外観がほぼ同じため、パワーテールゲート、2列目オットマン、前席シートヒーターの有無を確認して見分けます。
- SPADAとSPADA PREMIUM LINEは、FF車なら17インチアルミホイールと2列目シートヒーターの有無で判別できます。
- 4WD車はPREMIUM LINEでも16インチのため、2列目シートヒーターとアダプティブドライビングビームの有無を確認します。
- BLACK EDITIONはブラッククロームのグリルと黒いホイール、30周年特別仕様車はリアの専用エンブレムが目印です。
よくある質問
Q. AIR EXとSPADAの違いは何ですか?
快適装備はほぼ共通です。
主な違いは、SPADA専用のグリルとバンパー、メッキ加飾などの外観、プライムスムースの有無によるシート表皮、16インチアルミホイールのデザインです。
全長はSPADAのほうが30mm長くなります。価格差はガソリンFFで6万500円です。
Q. eに4WDはありますか?
ありません。
eはAIR EX、SPADA、SPADA PREMIUM LINEのいずれもFFのみです。
4WDはガソリン車のAIR EX、SPADA、SPADA PREMIUM LINEに設定があります。
Q. 8人乗りはどのグレードで選べますか?
メーカーオプションの2列目6:4分割ベンチシートを付けたタイプが8人乗りです。
ガソリン車では4WDのAIR EXとSPADA、eではAIR EXとSPADAで選べます。
AIRとSPADA PREMIUM LINEには設定がありません。
まとめ
本記事では、6代目ステップワゴンのAIR、AIR EX、SPADA、SPADA PREMIUM LINEについて、装備と新車価格、ガソリン車とeの違い、4WDの設定、中古車での確認点をご紹介しました。
グレードによる主な違いは、パワーテールゲートやオットマンなどの快適装備、外観の加飾、上級装備の有無です。
価格は334万8,400円から440万6,600円まで幅があります。
中古車を選ぶ際は、グレードに加えて、駆動方式とシートヒーターの有無も合わせて確認してみてください。







